着物の魅力

20代の頃、お嫁入り道具として着物を数枚購入しました。昔はそのような風習があり、当然のように揃えたものです。今はそのような風習はすっかりなくなり、着物を着る人自体、減ってしまいました。何を隠そう私自身も、購入した着物のうち着たのは振袖のみです。
しかし、1枚だけ時々お正月に着用する着物があります。それは叔母からいただいたもので、詳しくは分からないのですが、糸をつむいで織り、染色して仕立ててくれたものです。オレンジのようなピンクのような光沢のある色合いが美しく、手間がかかっている貴重なモノとして大切にしています。
着物を着ると普段は活発な私も、自然におしとやかになるから不思議です。歩き方もそれらしく内股に、さらにしぐさまで女性らしくなります。特に意識していないのに、気づくとそうなっているのです。誰でも自然に女性らしく振る舞えるのが、着物の魅力かもしれませんね。
また帯でぎゅっと身体を締める事で、気持ちが引き締まるのも着物の魅力です。心を引き締めて迎えるお正月の服装として、着物は真に相応しいと言えるでしょう。着物でなくても、少し正装して神社に初もうでに出掛ける習慣は、日本ならではの光景です。これからもお正月には着物を着て、初詣に出掛けたいと思います。



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